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Friend of mine H (私の友達H)

Zの回で乏毛症の悩みとこのブログについて打ち明けることを決めました。
その相手、友達Hちゃん。

彼女は今海外に住んでおり、4年ほどあっていませんでしたが、
離れていてもすぐ元通りになれる仲です。

そんなHちゃんが、一時帰国し、名古屋に一日だけ来ることになりました。
この機会にHに乏毛症について伝えようと一大決心。

しかし、言葉で話したら涙がでるし、せっかくあった一日に私の話ばかり
聞いてもらうのも悪いと思い、手紙にしたためることにしました。


数時間かけ7枚に渡る超大作は、とても暗いものでした。



将来、子供を産めても、乏毛症が出るのではないか不安。

子供や中学生の前を歩いて馬鹿にされるのが嫌だ。

自分の髪ごと受け入れてくれる人はいるのだろうか。


等、マイナス思考を並べた上で、でもがんばるよ と付け加えました。



そして再会当日、名古屋に到着したHを見て大はしゃぎ、
会ってからすぐ近況をしゃべりまくりました。



数時間話した後で、Hが自然に私に聞きました。




「モモコは何歳で子供産みたいの?」


その時、思いました。



Hは私が普通に、子供を産んでもいいんだなと思っているんだなと。

Hは別に乏毛症の私を、普通の友達として扱ってくれている。



じゃあ、誰が乏毛症が遺伝するから子供を産むなと言ったのか。





それは、私自身。


乏毛症でつらい目にあったことを反芻して、
自分の子供に同じ思いをさせたくないと思っているからです。


でも、目を閉じて、つらい目にあっている子供を想像すると、
それは私が将来産めるだろう子供というよりも、




子供の頃の私です。




これもまた、子供から大人になるにつれて
つらいと言えなかった分のリバウンドだなと思います。



結局、手紙はHに渡さず、捨てました。
Hはこのままの私を信頼してくれている。
わざわざ決心をしてまで、暗い思いを伝えなくても良いと。

いつかHには、そんな考えをしていた日もあったんだよと笑顔でいえたら、
もしくは、つらいことがあったら、泣きながら話せたらと思いました。
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Friends 友達

私は日頃から明るくすることに努めてきました。

元の性分がそうだから?明るいほうが良く見られるから?

いろいろな理由があってこの性格があると思うのですが、

いつも冷静に一つの目的があって明るくもしていました。




それは、友達と道を歩いていて、誰かに嘲笑や、罵倒されたとしても、
明るく笑って振り切れる様にするためです。



私が苦手なものの一つが友達といるときに
見知らぬ第三者が私の髪について聞いてきたときに一瞬空気が凍り、
友達の顔にも戸惑いが見られる瞬間です。

その凍結した空気をできるだけ早く壊すためにも日頃から明るくしてきました、
時にはその明るさが人からバカにされても気にしないふりをしていました。


でも本当は心臓はバクバク、冷や汗はダラダラです。



この私の行動は占い師に言われたような自分に「嘘」をついた行動なのか、

それとも自分で無意識に選んだ防衛術かはわかりませんが、

今できる精一杯のことかなと思います。